【鹿児島】仙巌園に行ってみた体験談
鹿児島旅行で仙巌園を訪れてみました。広大な庭園の中に歴史・文化を体感できるスポットがたくさんあります。
この記事では、仙巌園を訪れてみた体験談を紹介していきます。
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仙巌園とは
『仙巌園』
鹿児島県鹿児島市吉野町字磯にある薩摩藩主島津氏の別邸跡とその庭園。別名磯庭園(いそていえん)。敷地面積は約5ha。
1658年(元治元年)に第19代当主であった島津光久によって造園され、その後も歴代当主による改築が重ねられてきた。借景技法を用い、桜島を築山に、鹿児島湾を池に見立てた素晴らしい景色と広大な庭園が特徴で、1958年(昭和33年)に国の名勝に指定された。
引用:Wikipedia
薩摩藩主島津家のくらしを体感できる美しい観光スポットです。薩摩の歴史や文化を学ぶにもうってつけな場所です。
集成館とは
集成館は薩摩藩第28代当主島津斉彬によっておこされた日本最初の洋式産業群の総称をさします。
『集成館』
幕末、薩摩藩主島津斉彬は東洋最大の工場群である「集成館」を築きました。鉄砲、大砲、造船、紡績、薩摩切子などのガラスや薩摩焼の研究・製造などが盛んに行われていました。欧米列強による植民地支配が進んでいる時代背景の中で、いち早く豊かな国づくりを目指した当時の先進的な事業でした。集成館を含む明治日本の産業革命遺産は、2015年に政界文化遺産に登録されています。
幕末の日本の産業革命の歴史を学べるスポットです。
シティービューに乗車して約30分
仙巌園には鹿児島中央駅から発着する『シティービュー』を利用してアクセスするのが便利です。シティービューの『城山・磯コース』に乗車し30分ほどで仙巌園にたどり着きます。
乗車料金は大人190円、小学生以下100円です。一日乗車券は大人600円、小学生以下300円で一日乗り放題として利用できます。一日に4回以上乗車するときには一日乗車券を利用するとお得です。
仙巌園は『城山・磯コース』の折り返し地点にもなっています。シティービューを利用すれば仙巌園だけでなく主要な市内の観光地を網羅することができます。
美しい庭園と迫力ある桜島の景色が見事
美しい庭園と桜島、錦江湾の景色がうまくマッチして見事な景色が楽しめます。園内は広いので散策しながら当時の島津家の生活を体感することができます。
中国や琉球王国の影響も強いため、どこか異国情緒漂う雰囲気を感じることができます。この場所には篤姫や勝海舟、グラバー、ロシア皇帝ニコライ2世など数多くの歴史上の人物が訪れているそうです。歴史のロマンを感じられる場所だと思います。
園内は散策するだけであれば1時間もあれば十分に見て回れます。
幕末の薩摩藩の文化・歴史を学べる
仙巌園で薩摩藩の文化・歴史を学ぶと鹿児島市内観光がより一層楽しめるようになります。
仙巌園では薩摩藩の文化や歴史を学べるさまざまな展示があります。また、鹿児島市内にはたくさんの歴史スポットが点在しています。仙巌園で鹿児島の歴史・文化を知ってから鹿児島市内の歴史スポットを巡ることで、鹿児島の歴史の理解が深まります。
反射炉跡や鉄製150ポンド砲の展示は当時の先進的な工業技術を間近に見ることができます。集成館事業における工業の発展について展示物から学んでいくことができます。
御殿や錫門、望嶽楼は当時の島津藩主の生活文化を垣間見ることができます。
結論:島津家の別荘地を体感できるスポット
仙巌園を訪れることで鹿児島の歴史・文化の理解がより一層深まります。
島津家の歴史は鹿児島の歴史と密接に関係しています。当時の島津家の生活を体感することで鹿児島の文化を肌で感じることができます。
鹿児島の歴史・文化が理解できると鹿児島の土地の魅力が身近に感じられるようになります。
せっかく鹿児島を訪れたからには、鹿児島の歴史・文化の魅力を理解してみるのもいいと思います。他の地域とは違う独特な文化や歴史に異国情緒を感じられます。これこそ鹿児島旅行の醍醐味ではないかと思います。