資産運用に関する本を読み漁ってみると、だいたい書いてあることは同じだった!資産運用の基本まとめ
結婚することが決まってから、資産運用について真剣に勉強するようになりました。結婚することで嫁を幸せにしないといけない責任を強く感じるようになりました。ところが、給料が今後大きく増える見込みもなく、「将来不安じゃね?」という気持ちは強くなるばかり・・・。
『結婚後の家計はどうするか・・・』真剣に勉強するために資産運用に関する本を読み漁ってみました。何冊か読んでみたのですが、結局どの本にも書いてあることは同じことでした。
この記事では、資産運用に関する本を読み漁ってみて感じたこと、これから実践してみようと思っていることを紹介していきます。
- 資産運用について真剣に勉強し始めた動機
- どの本にも共通して書かれている『預金が多すぎる』話
- 『インデックスファンドの投資信託』での平均狙いの長期運用が最強という説
- iDecoと積立NISAは絶対に始めたほうがいい
- 結論:一般家庭における資産運用の最善策はだいたい一緒なのでは??
資産運用について真剣に勉強し始めた動機
私がなぜ資産運用について本気で考え始めたのか
その一番の理由は『結婚』です。今までは独身で収入を好き勝手に使っていました。『資産運用』でお金が増やせるということは分かっていましたが、勉強するモチベーションが起こらずほったらかしにして20歳代を過ごしました。
しかし、今後人口減少社会になり、インフレも進みます。給料が増える見込みもありません。『こんな状況で老後資金とか貯められるんかい??』
そんな中で、将来に対する不安がとても強くなりました。結婚することを決めてから責任も強く感じるようになってきました。嫁はそのあたり無頓着なところがあるので、『ますます自分が頑張らないといけない!』と思うようになりました。
株式投資やらFXやらと言葉は聞いたことがあっても、私はまったくの門外漢。今まで金融や経済について勉強する機会がほとんどなかったことも祟って、知識のない状態からのスタートでした。
そこで、専門的な株式投資なんかを勉強するのは諦めて、初心者向けの家計の本を中心に勉強をしていくことにしました。
どの本にも共通して書かれている『預金が多すぎる』話
初心者向けの家計の本には必ず書いてあることがあります。
それは『銀行預金はもったいない!』ということです。
私自身『銀行に預けておけば安心や~』と何にも考えずに銀行預金で貯蓄していました。多くの人はそうではないでしょうか?ですが、実際には銀行預金の形で金融資産を管理しておくのはかなりもったいないようです。
どうやら銀行預金はさしあたって使う可能性がある金額のみ預けておくのが正解のようです。ざっくり言うと、生活費の6カ月分の銀行預金があれば、それ以上は不要。生活費の6カ月分を超える分は投資に充てることで資産を育てていくことが大切とのこと。
とにかくどの本を読んでも、この件に関しては必ず冒頭に書かれています。証券会社の宣伝戦略なのではないかと思うほど、『投資をすべき!』は必ず書かれています。過剰な貯金をしていることのリスクとしていくつか共通の問題点が挙げられています。
- 銀行預金はまったく増えない
- インフレが進行すると資産価値が下がる
確かに物価上昇率をアップさせていくとのニュースは良く聞きます。物価が上がれば銀行預金の価値は下がってしまう・・・。そう考えると確かに大問題。
『インデックスファンドの投資信託』での平均狙いの長期運用が最強という説
いくつかの本を読み比べて、全ての本に書かれているのが『インデックスファンドでの投資信託』です。それも、長期での投資を行い平均を狙っていく運用方法が最適とのこと。
さらに重要なこととして、『アセットロケーション』についてどの本でも紹介されています。アセットロケーションとは資産配分の比率のこと。リスクを分散させるために、国内株式、国内債権、先進国株式、先進国債権、新興国株式、新興国債権に分散投資することを推奨しています。
どうやら、銀行預金の過剰分をインデックスファンドの投資信託に回すことが、家計をパワーアップさせる上で重要なようです。資産運用のためには投資信託は不可欠との意見がどの本にも書かれています。
確かに銀行預金にいくら置いておいても、びた一文増えないのは明らか。失敗するリスクはありますが、投資信託に手を出す必要はありそうです。
iDecoと積立NISAは絶対に始めたほうがいい
これも、どの本にも書かれています。
iDecoは運用益が非課税で拠出額が控除対象になるため年末調整で払った税金が帰ってきます。積立NISAは運用益は非課税というメリットがあります。
私は現在iDecoでの資産運用を持っています。前に勤めていた会社が企業型確定拠出年金に対応していたので、そのまま継続して拠出を続けています。本に書いてある通りアセットロケーションに準じた投資方法をしていますが、赤字は今のところ出ていません。長期でやってみてどの程度投資の効果が得られるかが楽しみなところです。
iDecoは60歳まで引き出すことができないので、長期投資に向いた方法です。運用益が非課税というメリットが大きいので投資信託を検討しているのであれば検討の価値はあるようです。
積立NISAは税控除のメリットはありませんが運用益非課税のメリットがあります。長期でインデックスファンドの投資信託を行うためには最適な方法だと紹介されています。私自身も申し込みは済んだので、どの商品を選ぼうか検討の段階に入っています。
結論:一般家庭における資産運用の最善策はだいたい一緒なのでは??
どの本を読んでみても書いてあることは同じです。知識のない一般家庭での資産運用の方法としては、『だいたい一緒』なのではないかと思います。
そもそも、インデックスファンドはリスクが低く安定した投資を行うことができます。さらに投資する配分比率をしっかりと考えておけばリスクをさらに分散できるようです。
うちの家計では取りあえず、本に書いてある通りに資産運用を進めてみたいと思います。まだ30代なので多少のリスクを取っても問題ないでしょうし、勉強も兼ねて長期投資を始めてみようと思っています。
資産運用に関する本の中で一番親切に書かれている本がこの『最高の家計』だと思います。投資信託が必要な理由から、保険についての考え方、投資信託商品の選び方までまったくの初心者でもわかるように簡単な言葉で説明されています。正直この一冊があれば資産運用の要点はしっかり理解できると思います。
お金が勝手に貯まってしまう 最高の家計 [ 岩崎 淳子 ]
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