【通勤時間】電車通勤で毎日片道1時間かけてみて!1年間たってみて感じたことまとめ
わたしは自宅から職場まで片道1時間ほどかけて通勤しています。
入社前は片道1時間くらいなら大丈夫だろうと考えていましたが、実際にこの生活を続けることで意識が変わってきています。
今では通勤にかける時間は生活の中での無駄な時間になってしまっていると感じています。
この記事では通勤に片道1時間かける生活で感じたことを紹介しながら、通勤時間を考慮した職場選びの大切さを考察していきます。
毎日の通勤にかかる時間
わたしは通勤に徒歩と電車を使っています。
電車は1度乗り換えがあり、行きも帰りも半分くらいは座って過ごすことができます。電車に乗っている時間はちょうど40分です。
自宅から駅までは徒歩10分、駅から職場までは徒歩10分ほどかかります。通勤にかかる所要時間は片道トータルで1時間です。
入社前の通勤時間に関する考え
入社前には通勤1時間くらいなら楽だろうと考えていました。
わたしは時間はなるべく無駄にしたくないタイプなので、通勤時間にも仕事に関する勉強をしようと考えていました。
毎日往復2時間は読書や勉強に充てられると考えて入社後の生活を想定していました。
また、通勤1時間くらいであれば疲労感も少なく無理のない生活が送れると思っていました。
通勤1時間を毎日続けて感じたこと
通勤に1時間かける生活を毎日続けて、入社前とは明らかに意識が変わってきました。
片道1時間は意外と疲れる
片道1時間の通勤といっても座っていられる時間はあまり多くないことに気付きました。
通勤時間のうち20分は徒歩なので歩いています。
さらに、通勤電車40分の半分は立って過ごしています。
つまり、通勤時間1時間のうちの20分しか座れていないことになります。
1日のうちに往復で80分間立ったり歩いたりしていると考えると、それなりに疲労感が溜まることもうなずけます。
1日仕事をして疲労困憊の状態での通勤1時間は心理的にもきついものがあります。
通勤時間に勉強ができない
通勤時間には読書や勉強をしようと考えていましたが、実際にはなかなかできないことに気付きました。
出勤前には勉強しようと通勤カバンに本を入れていきますが、行きも帰りも電車で読むことがないのです。
実際に通勤電車の中で何をしているかというと、ボーっと窓の外を眺めたり目を閉じて体力回復に充てています。
通勤電車で勉強する気にならない原因として、勉強をするモチベーションが上がらないことが考えられます。
毎日の仕事で疲れていることで、身体的には疲労感が溜まっています。
睡眠時間を補ったり疲労回復に充てたいという欲求は、マズローの欲求段階で言うと人間の持つ生理的欲求です。
それに対して、読書や勉強しようという欲求は自己実現の欲求です。
マズローの欲求段階でいうところの生理的欲求は低次の欲求であり、自己実現の欲求は高次の欲求です。
ひとは低次の欲求が満たされて初めて高次の欲求を満たしたいと感じます。
つまり、通勤時間には読書や勉強をしたいという自己実現欲求よりも、睡眠や疲労回復のような生理的欲求が上回ってしまっているということです。
生理的欲求が満たされていないので、自己実現に意欲が湧かないのは当然のことです。
自由に使える時間が少ない
毎日通勤時間に2時間かかると、家に帰って自由に使える時間がとても少なく感じます。
ほとんどの正社員の人は1日10時間以上は職場で過ごしているのではないでしょうか。
わたしも職場にいる時間が1日10~12時間くらいになります。
睡眠時間を除くと自由に使える時間は数時間しかないのではないでしょうか。
通勤時間が長いと帰宅して自由に使える時間が限られてしまいます。
これは意外とストレスの原因になります。
自分の時間を持ちたいにも関わらず自分自身でコントロールできないことは、外的統制感を強めることになります。
長期的にみるとストレスが蓄積されることになります。
結論:通勤時間は短いのがベスト
通勤に毎日片道1時間かけてみて、通勤時間は短ければ短いほど良いという結論に至りました。
片道1時間かけることで、通勤自体で疲労が溜まってしまいます。
疲れが溜まってしまえば、通勤時間に読書や勉強をしようというモチベーションも湧かなくなってしまいます。
帰宅してからの自由時間も少なくなってしまうので、それがストレスになってしまいます。
このストレスを断ち切るには通勤時間を短くする以外に方法がないので、転職や引っ越しといった選択をせざるを得なくなってしまいます。
わたしは期間限定のつもりなのでまだ我慢できていますが、何年も続くと考えると大きなストレスになってしまうかもしれません。
自分でコントロールできないストレスを抱え続けるのは心理的に絶対よくありません。
職場を選ぶときには仕事内容だけでなく、通勤時間や通勤環境についてよく考えておくことが大切だと改めて感じました。