小さな成功者

「手の届く範囲の小さな成功」を目指す30代男の人生逆転への奮闘記

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理学療法士・作業療法士の臨床実習心構え!実習地での積極性の出し方について

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作業療法士として現場で働くようになって数年経ちました。

今思い返しても実習なんて二度と行きたくないと思います。慣れない環境で数ヶ月間気を遣いながら過ごすと思うと気が重くなるでしょう。

実習地でよく言われることに『積極性』があるのではないでしょうか。普段特に意識せずに過ごしているのに実習地に行くと突然求められる『積極性』。知らない環境で積極的に動くなんてなかなかハードルの高い話だと思います。

この記事では、理学療法士作業療法士の臨床実習での『積極性・主体性・自主性』について考えてみました。

 

現場で働いていてどんな実習生は『積極性』があるように感じるか

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実際に働いている私から見てどんな実習生は『積極性』があるように感じるかをまとめてみました。

  1. ダラダラせずテキパキと行動している学生
  2. 質問したり話しかけてくる学生
  3. 記録物を毎回出してくれる学生

思い返しながら考えてみたのですが、3つぐらいしか出ませんでした。

それぞれについて簡単に説明していきましょう。

ダラダラせずテキパキと行動している学生

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これはパッと思いつきました。

『積極性がある』『やる気がある』と思える学生さんは総じてテキパキと行動しているイメージがあります。どちらかと言うとテキパキとするよりダラダラしないことの方が大事かもしれません。

 

ボーっと指示待ちをしている状態の学生さんを見ると、「大丈夫かな?やる気あるのかな?」と感じます。理由があって待機しているのであれば問題ないと思います。

しかし、「やることが分からない」という状況は『積極性』を疑われてしまっても仕方ないでしょう。「やることが分からない」のであれば、周りの誰でもいいので『やることを探す』ことが大切です。

 

見学にために声をかけることをためらっている学生さんは良く見受けられます。「断られたらどうしよう」「声をかけて大丈夫かな?」と思ってしまうのは当然のことだと思います。

ところが、実際に働いている側からすると、よほど精神面が不安定な患者さんなどの理由がない限り見学するくらいなら問題ありません。断られることの方が少ないでしょう。『ダラダラしている』と思われるくらいなら、失敗してもいいのでドンドン声をかけていったほうが100倍好印象を持たれます。

質問したり話しかけてくる学生

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質問の数とか質はどうでもいいと思います。

人によっては教科書に書いてある内容を質問すると「勉強しろ!」と怒る理学療法士作業療法士もいるようですが、大半の人は気にしないでしょう。

質問なんてなんでもいいのです。見学していて思ったことや感想を言うだけでもいいでしょう。何かしら質問したり話しかけてくる学生さんは「ちゃんと見てたんだな」と思います。

 

最後に「何か質問ある?」と聞かれて、特にないときには「特にないです」と答えても問題ありません。私の場合は、説明することがなくなったときに「とりあえず」で学生さんに聞いているだけです。無ければ無いでも気にしません。

見学した内容に関して少しでも質問したり、話をしていればそれで十分やる気は感じられます。「良い質問をしなければ・・・」なんて心配する必要はないのです。

記録物を毎回出してくれる学生

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見学した内容に関して記録物を毎回出してくれる学生は『積極性』があるように感じます。

 

内容はさほど重要ではないのです。『見学して新たに理解したこと』『疑問に思ったこと』など、ちゃんと見学していたことが分かれば十分やる気があるように思います。

記録物に関しても、『出すこと』より『出さないこと』の方が目立ちます。見学してもらっても記録物がないと、実習指導者からすると「あれれー?どうしちゃったのかな?」となってしまうでしょう。

 

内容はシンプルで十分ですが、『出すこと』が大切です。

あまりたくさん書き過ぎるとフィードバックする方も大変ですしね・・・。

 

結論:積極性がなさそうに見える行動をしないことが大切

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実際に学生から現場で働く理学療法士作業療法士になってみると分かります。

大半の人は、実習生についてそんなに興味あるわけではありません。働いていると忙しいので、四六時中監視しているわけではないのです。

ただし、『ダラダラしている』『質問がない』『記録物出さない』などできていないことは目立ちます。逆に言うと、できてないことが少ない学生は『積極性がある』ように見えるのです。

 

つまり、「やる気を出そう!出そう!」と頑張って自分を追い込むよりも、「やる気がないと思われそうな行動をしない」ことが一番大切なことです。

『積極性』なんて曖昧なものは具体的に計ることができません。見る人の印象に大きく左右されるのです。この記事で紹介した『積極性がなさそうに見える行動』をしないだけで十分や積極性はアピールできます。

 

 

 
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