小さな成功者

「手の届く範囲の小さな成功」を目指す30代男の人生逆転への奮闘記

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知っておけば楽々!初めて胃カメラの検査を受けた感想を初心者に紹介する

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30代になって初めて胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)を受けることになりました。前々から気になっていた胃の痛み。医師からは胃カメラの検査をするように薦められていましたが、のらりくらりとかわしてきました。最近のマイブームは『健康志向』。そろそろ自分の体についてこの機に精査してみるのも悪くないかと思うようになりました。そして遂に胃カメラの検査に挑戦してみることにしました。

 

この記事では、私が胃カメラの検査を受けてみた感想を初心者の人に向けて紹介していきます。

 

胃カメラ検査の流れ

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胃カメラ検査の流れは以下の通りです。

  1. 当日の朝食を抜いて準備
  2. 受付で問診を受ける
  3. 胃の表面を見えやすくする白い液を飲む
  4. 検査室で喉に麻酔をかける
  5. 検査台に横になってマウスピースを装着
  6. 口から内視鏡を入れて飲み込む
  7. 消化管の中の写真撮影や胃を膨らませたり組織を取ったり
  8. 内視鏡を抜いてうがいをして検査終了

以上が大まかな流れになります。検査の総所要時間は30~40分といったところでしょうか。思っていたよりも検査時間は短く感じました。ここまではネットで他の方も記事にされているので検索すればすぐに調べられます。次から私の検査の流れを紹介していきます。

 

事前準備をして当日を迎える

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検査自体は午前中の早い時間に予約を入れました。そのため、前日夜は20時までに食事を済ませ、当日の朝は食事を取らずに病院に向かいます。

 

前日になると気が重くなるもので、ネットで他の方の体験談を読み漁りながら『楽に検査を受けるためのコツ』を頭に入れました。他の方が紹介しているコツとしては以下のようなものです。

  • 喉の麻酔を飲み込まないようにしてしっかりと麻酔をかける
  • 唾は飲み込まずに垂れ流す
  • 鼻から吸って口から吐く呼吸をリラックスして繰り返す

上記のコツを頭に入れてイメージトレーニングを積み重ねました。前日は気楽なものでしたが、いざ当日になると本当に嫌な気持ちでいっぱいになりました。病院への足取りが重いこと重いこと。気が進まないまま受付を済ませ待合室で名前が呼ばれるのを待ちます。

 

胃を見えやすくする白っぽい液を飲む

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名前が呼ばれると個室に呼ばれます。そこで当日の体調などについて簡単な問診を受けます。

 

「どうしてもオエッてなっちゃう検査ですからね~♪ 頑張ってくださいね!」

そんな言葉をかけられると、事前に準備してきた自己暗示も一気に解けてしまいます。もう不安な気持ちでいっぱいです。私は心底小心者だと思いました。

 

問診が終わると、謎の白っぽい液体が入ったペットボトルが出てきます。

紙コップに白っぽい液体が注がれ、飲み干すように促されます。見た目は濃いめのポカリスウェット的な感じです。しかし、そんなイメージで飲むと予想を反した不味さに体が拒否反応を起こします。

 

「まっずいぃおぇぇぇ!」そんな表情になります。問診をしてくれた看護師さんも分かっているようで「不味いですよね~」なんて言われます。不味いことは不味いですが少量なので飲めないことはありません。

白い液体を飲み干すと検査室に行くように案内されます。

 

検査室に入って喉に麻酔をかけるて準備

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検査室に入ると、なにやら大がかりなモニターやピカピカあやしく光る内視鏡と思しきものがあります。一気に不安が増大していきます。

 

検査台に座らされ、紙コップに入った麻酔薬を手渡されます。「喉の奥に貯めるようにして30秒飲み込まないでください」そう指示されます。予習していたポイントのひとつ『麻酔』です。「ここはしっかり麻酔をかけてやるで~!」そう頭に入れながら麻酔薬を口に含み喉の奥に貯めます。

 

しかし、ここで予想外のことが起こります。麻酔薬を喉に貯めるとだんだん痺れてくる感じが分かりました。それと同時に、自動的にゴックンゴックンと徐々に飲んでしまったのです。喉に貯めはじめて5秒も経っていないのではないでしょうか。みるみるうちに喉の麻酔薬はなくなり胃の奥に消えていってしまいました。

 

「やっちまった・・・」

 

そう思い看護師さんに飲み込んでしまったのでお代わりを貰えないか聞いてみました。「あっ!飲んじゃいました?まあ大丈夫ですよ」看護師さんからはお代わりを貰うことはできませんでした。そのまま続行するようです。

 

喉には今一つ麻酔がかかりきらないまま横向きに寝るように指示されます。口にマウスピースをはめられ唾は垂れ流すように指示されます。体勢を整えてスタンバイします。もう緊張し過ぎてどうしようもありません。

 

いざ検査開始

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 医師が不気味に点滅している内視鏡を持って近づいてきます。

「鼻から吸って口から吐く呼吸を意識して楽にしていましょう」そう指示された通りに呼吸の練習をします。

 

「じゃあ入れていきますね~」その掛け声でマウスピースに内視鏡を突っ込んでいきます。内視鏡の太さはボールペンくらいの太さでしょうか。思ったよりも細い気がします。

口から入れられた内視鏡が喉に来た時に、「はい!飲み込んでください」と指示されます。

 

「飲み込むったって無理やで!」強烈な異物感を感じながらも、ゴックンしてみます。その瞬間強烈なオエェェが出ます。体をよじらせながらもうまく入らなかったようで再トライします。こちらの飲み込みと内視鏡を突っ込むタイミングが合ったらしく内視鏡が喉を越えた感覚があります。一度入るとスルスルと内視鏡を奥まで突っ込んでいきます。

 

この飲み込むときの強烈な嘔吐反射が過ぎると、すごく楽になります。事前に教えてもらった呼吸法を意識しているとそんなにつらくはありません。徐々に落ち着いてきて自分自身に起きている状況を理解できるようになってきます。

 

ここまで来るとモニターを見ながら落ち着いて過ごせます。内視鏡を胃の中に入れた状態で胃を膨らませたりします。胃が急激に膨らんでいく感覚があります。胃の組織を取りますが特に痛みなどの感覚はありません。内視鏡を突っ込んでから5分ほど経つと「はい終わりますよ~」の掛け声に合わせて内視鏡が抜かれていきます。抜くときは入れるときと違って苦しさはありません。

 

検査が終わると起き上がるように言われ、血圧測定などを行います。マウスピースを外されてうがいをするように促されます。検査直後でも普通に立ち上がって歩くことができました。

 

検査が終わって

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事前に検査後にはすぐ動けるようになると聞いていたので、仕事を入れていました。食事はすぐには摂れませんが、終わった後は妙にスッキリした気分になります。そのまま仕事をこなすこともできました。検査前の不安がウソのように楽になります。

 

胃を膨らませたりを繰り返したせいか、オナラが頻繁に出るようになります。その日の夕方くらいまでは胃にちょっとした違和感が残っていましたが、仕事に支障が出るほどではありませんでした。

 

結論:苦しいのは飲み込む瞬間だけ

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非常に面倒くさいと思っていた胃カメラの検査ですが、受けてみるとあっという間に終わりました。

 

思っていたほど検査後に支障も出ず、その日は普通に過ごすことができます。一度検査を受けてみるとそんなに負担も大きくないと分かります。また次回受ける機会があったときにはもっと気楽に受けることができるでしょう。

 

この検査の苦しいのは飲み込むその瞬間だけです。その一瞬の苦しみにさえ耐えてしまえばあとは楽に終わります。上述した3つのコツをしっかり頭に入れてリラックスして検査に臨むことが大切でしょう。

 

胃カメラは確定的な診断ができる検査です。食わず嫌いせずに受けてみると安心して生活を送ることができるようになります。悪くなって取り返しがつかなくなる前に検査を受けてみることがおススメです。

 

 

 
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