小さな成功者

「手の届く範囲の小さな成功」を目指す30代男の人生逆転への奮闘記

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社会人から理学療法士・作業療法士・言語聴覚士への転職!養成校に通いながらアルバイトして学費は賄えるのか?私の体験談を紹介

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社会人から理学療法士作業療法士言語聴覚士を目指すためには養成校に通う必要があります。養成校の学校説明会やパンフレットには『働きながら学費を払える!』などと説明を受けることがあるはずです。

昼間はアルバイトをして夜間は授業を受けるというスタイルで学費を賄うことを推奨しています。さもアルバイトだけで学費を賄えるような紹介の仕方をしていますが、本当に可能なのでしょうか。

 

この記事では、『夜間養成校に通いながらアルバイトをして学費を賄えるのか?』という疑問に私の体験談をもとに答えていきます。

 

夜間は授業を受けて昼間はアルバイト・・・本当にアルバイト代で学費は払えるのか

 

夜間学部や社会人を対象にした養成校のクラスの学校説明会では、『昼間はアルバイトをして学費を賄える!』といった文言で宣伝がされています。

 

夜間学部に通う以上は昼間の時間は暇になります。『この時間をただボーっと過ごすのはあまりにももったいない。』それは間違いありません。しかし、夜間は授業を受けに学校に通わなくてはならないので、フルタイムの仕事はできません。せいぜいアルバイトが限界でしょう。

 

夜間学校に通う』というと多くの人が昼間は働きながら勉強することをイメージすると思います。しかし、せいぜいできるのはアルバイト。昼間の時間全てを働いたとしても給料はそんなに多くはありません。当然賞与もないので頑張っても年間200万円くらいではないでしょうか。私自身最大限の働き方をしても、これくらいが限界でした。

 

養成校の学校説明会では当然のように『昼間のアルバイトで学費を賄えるから大丈夫!』などと説明を受けます。ほんとうにアルバイトだけで学費を支払うことができるのでしょうか。入学する前は私も甘かったので『できる』と信じていました。しかし、実際に入学してみると学校説明会で職員が言っていたことは『絵に描いた餅』であったことがよくわかりました。

 

まともなアルバイトをしていては不可能

 私は週5日、多いときで週7日間アルバイトを昼の時間に入れていました。それでも学費の支払いを賄うには到底足りない状況でした。

 

まず、アルバイトで稼ぐのが効率が悪いのです。学校側が推奨する医療・介護施設でのアルバイトは薄給のものが多いので稼ぐ効率が悪い。その上、医療・介護施設でのアルバイトは体を動かすものが多いので疲れる。掛け持ちは体力的にもなかなかしんどいものがあります。

 

さらに、学費の他に生活費や諸々の費用がかかります。実家暮らしだとしても毎月の定期代は必ずかかります。他に、健康保険や社会保障の請求が来ます。参考書の購入にもお金が掛かります。いくら節約しようとしても避けられない出費はあります。アルバイト代のほとんどは生活費の部分で消えていきました

 

他にも、学生期間には臨床実習と国家試験という関門があります。実習期間と国家試験の勉強期間にはアルバイトにほとんど入れません。実習中は命を削っているような気分です。そんな状況でアルバイトなんて考えられないでしょう。国家試験の準備期間にはアルバイトをしてもいいでしょうが、不合格になってしまったら元も子もない。

 

昼間のアルバイトだけで膨大な額の学費を稼ぎだすことは現実的ではありません。

  

結論:学校側が言う『昼間は働いて学費を稼げる!』は鵜呑みにしてはいけない!

 

学校側の職員やパンフレットで紹介されている『昼間は働いて学費を稼げる!』を鵜呑みにしてはいけません。昼間のアルバイトだけで学費を稼ぎだすことはほぼ間違いなく不可能です。

 

昼間のアルバイトで稼げるのはせいぜい生活費です。過剰な期待をしていては、途中で大誤算をしてしまう可能性があります。学費は入学前に貯蓄しておくか、手配できる目処を立てておくことが大切です。学生時代は実習含めなかなかハードな生活です。その上で学費の心配までしていては大変。

 

養成校に入学する前に学費を用意しておくことは本当に大切なことです。安易に奨学金や教育ローンに手を出すのは非常にリスクが高い。


 

 

 
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