小さな成功者

「手の届く範囲の小さな成功」を目指す30代男の人生逆転への奮闘記

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理学療法士・作業療法士のスキルアップ!読書の習慣によって得られるメリット3つ

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私は作業療法士として毎日クライアントと接することを仕事にしています。私が習慣にしていることに読書があります。

読書といっても理学療法作業療法の専門書のことではありません。ビジネス書や小説、エッセイなどジャンルを問わず読書をするようにしています。長年読書をしてきて、読書習慣が日々の臨床にも結びついていると感じるようになりました。

 

この記事では、理学療法士作業療法士がジャンルを問わず読書することで得られるメリットを紹介していきます。

 

雑談力がつく

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ジャンルを問わず読書をしていると雑談力が身に付きます。

『雑談力がつく』ということは『教養が身につく』ことです。雑談は特定の分野にのみ知識のある『狭く深く』の状態では広がりにくいです。『広く浅い』知識を持っていることで、いろいろなジャンルの会話に対応することができます。それこそが、『雑談力』なのです。

 

雑談力の基本になる教養を身につけるためには読書が欠かせません。ジャンルを問わず自分が少しでも関心のあるワードに関連する書籍を読むようにしていくと、その書籍からさらに知識を広げたくなってきます。

そうしたら次は、さらに知識が広がるように別のジャンルの本を読んでいきます。このように芋づる式に知識がつながりながら広がっていくのです。これこそが雑談力の基礎になる教養です。

 

教養というと難しいことのように感じますが、大切なことはより多くの情報に触れていることです。最近の話題やニュースに関しても『知っている』だけで会話は広がるようになります。深い知識がなくても人との会話(いわゆる雑談)は成り立ちます。さまざまな内容に対して論じることができる能力があると教養のある人だと思われるでしょう。

 

理学療法士作業療法士としてクライアントや患者さんと接するときには雑談は必ずつきものになります。患者さんやクライアントはそれぞれいろいろな経験をされて興味のある話題も異なります。

興味のある話題で会話のキャッチボールができるようになると、クライアントや患者さんの気持ちをつかみやすくなるでしょう。良好な治療関係を築くためにも重要なスキルのひとつだと思います。

 

世の中を知ることができる

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病院や施設で働いている理学療法士作業療法士には世間知らずな人が多いように感じます。閉鎖的な環境で働くことが多いため、外の情報に触れる機会が少ないことが原因ではないでしょうか。

 

しかし、理学療法士作業療法士も社会の一員であることは間違いありません。診療報酬や介護報酬の中で働いているとしても資本主義経済の中で働いていることに違いないのです。自分たちの置かれている状況や社会の変化に対して敏感になっておくことは大切なことでしょう。

 

世の中のトレンドや社会の流れを理解しておくことで、理学療法士作業療法士も診療報酬や介護報酬以外での働き方もできるかもしれません。将来のチャンスをつかむためにも教養や知識は持っておいて損はないでしょう。

 

文章や会話の表現力が身に着く

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読書を習慣的に行うことで文章や会話の表現力が広がります

理学療法士作業療法士はカルテの他にもサマリーや症例発表など文章を作成する機会は多いです。さらに、理学療法士作業療法士は患者さんやクライアントと高度なコミュニケーションをとることが要求される仕事でもあります。

 

読書を習慣的に行うことで、文章や会話の表現力が自然に身についてきます。不思議なもので読書を日々しているだけで、意識しなくても身についてくるのです。

 

文書や会話でのコミュニケーションは理学療法作業療法の仕事のかなり大きな部分を占めています。コミュニケーション能力が向上するということは仕事自体のレベルアップにつながります。治療技術のスキルアップと並行してコミュニケーションスキルのレベルアップを図っていくことは大切なことではないでしょうか。

 

結論:毎日の読書を習慣づけることが大切

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読書をすることで、理学療法作業療法に役に立つスキルを身につけることができます。専門知識の習得だけでなく幅広い教養やコミュニケーションスキルを習得することは仕事自体のレベルアップになるでしょう。

 

読書を継続的に行うポイントは、自分が興味のある分野の本から読んでいくことです。興味のない分野の本を読んでも続きません。興味のある本から読み始めると興味の幅がドンドン広がっていきます。興味が広がると新たな本が読みたくなってきます。そうして読書の連鎖ができていくのです。こうなってしまえば、毎日本が読みたくなってきます。

 

通勤時間やわずかな時間でもいいので読書の時間を設けるようにしていきましょう。