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「手の届く範囲の小さな成功」を目指す30代男の人生逆転への奮闘記

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確定拠出年金(iDeCo)で年利3%以上の年金資産運用!アセットロケーションを意識した分配にスイッチングしてみたレポート

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私は元々は会社員として企業型の確定拠出年金iDeCo)を運用していました。その会社を退職後、作業療法士の国家資格を取得しています。現在は企業年金のない医療機関で働いているところです。

会社員時代からの確定拠出年金は一時ほったらかしになっていましたが、今は個人型確定拠出年金として運用を行っています。今も昔も投資に関する知識のない初心者に違いはありません。

 

2018年現在、確定拠出年金の掛け金をアセットロケーションを意識して配分したことで、順調に運用することができています。

この記事では、アセットロケーションを意識した確定拠出年金の運用をしてみてどれくらい運用益が出ているかをレポートしていきたいと思います。

 

私の確定拠出年金iDeCo)の運用状況

 

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私の確定拠出年金は、2018年1月現在で746,970円の資産価値になりました。掛け金は719,510円なので、運用益は27,460円(年利3.6%)で運用ができています。

 

昨今銀行の定期預金や国債を購入しても利息は0.1%以下になることが多い世の中。そんな中で、年利3%以上での運用ができていることは大きな意味があります。

銀行に定期預金として預けていても利息はほとんどつきませんが、確定拠出年金では大きな利益が期待できます。放っておいて年間3万円弱のお金が増えると思うと、とても有り難いのではないでしょうか。

 

確定拠出年金は長期での資産運用に適した商品です。たとえ年利3%でも将来大きな金額に育ってくれます。今後は、リスク分散しつつ運用益を維持できるように調整しながら運用を続けていこうと考えているところです。

 

定期預金と国債中心の商品に70%以上分配していたので利益はほとんどなし・・・

 

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しかし、私も初めのころはこんなに利益を出すことができていませんでした。その最大の理由は、定期預金と国債中心の商品に掛け金の70%以上を配分していたことです。

 

確定拠出年金の定期預金は元本保証ですが利息は0%です。そして、国債中心の商品は利息0.2%ほどしかつきません。ここに運用資産の70%以上を配分していたのです。当然、利益はまったく出ないことになります。

 

当時は確定拠出年金に関する知識がないまま運用を行っていました。とりあえずリスクを取らずに安全な商品を中心に運用を行っていたのです。

定期預金や国債を買うのなら、なにも確定拠出年金でやる必要はありません。普通に銀行に定期預金を作ればいいだけの話です。

 

定期預金や安全な国債を中心に運用していると、確定拠出年金のメリットである『運用益は非課税』の効果を十分に得ることができません。さらに、わずかに運用益が出たとしても運用手数料として引かれてしまいます。結果的に資産が全く育たないことになるのは当然のことです。

確定拠出年金原則60歳まで引き出すことができません。そのため、確定拠出年金を行うデメリットのほうが大きくなってしまうでしょう。

 

最近になって確定拠出年金が脚光を浴びるようになり、私も運用の方法を再度勉強してみることにしました。その中で、リスク対策をしつつ利益を狙っていく『アセットロケーション』という方法が大事だという考えに至ることになったのです。

 

アセットロケーションを意識した分配にスイッチング

 

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アセットロケーションとは投資の基本になる考え方です。その本質は分散投資を徹底することにあります。

 

確定拠出年金で扱われている商品には大きく分けて、『株式』と『債権』に分かれます。さらに、それぞれ『国内』と『海外』の商品に分かれます。つまり、国内株式・海外株式、国内債券・海外債権の4種類に大別することができます。

実際には、他にコモディティREITなどがあります。しかし、これらの商品は値動きが読みにくいためメインの投資先からは外します。

 

アセットロケーションの基本的考え方は、国内株式・海外株式・国内債券・海外債権の4種類の商品に均等な割合で資産を配分していくことです。

 

私の場合は、

  • 国内株式:20%
  • 国内債券:20%
  • 海外株式(先進国):10%
  • 海外株式(新興国):10%
  • 海外債権(先進国):10%
  • 海外債権(新興国):10%
  • 残りの20%は国内・海外のREITに分配

このように分配しています。

 

海外株式と海外債権はそれぞれ先進国と新興国に分かれます。リスク分散の観点からそれぞれに均等に配分するようにしなければなりません。REITは値動きがつかみにくいため配分比率は低めにして現在は様子をみている状態です。

 

さらに、商品選びで大切なポイントとして、すべての商品をインデックスファンドに限定しています。その理由は、インデックスファンドは大きな利益が出ない反面安定した運用に向いているからです。

 

アセットロケーションを意識したことで年利3.6%での運用が可能に!

 

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上述したようにアセットロケーションを意識してリスク分散しつつ利益を狙うことで、年利3.6%での運用が可能になりました。何もしていないにも関わらず、年間で27,460円の利益が出ているのです。金額は小さいですが紛れもない不労所得にほかなりません。

 

利息と毎月の掛け金によって資産は雪だるま式に増えていきます。銀行での定期預金をしていたのでは得られない利益です。

 

投資にはリスクがつきもの。

その常識と反して、アセットロケーションに則った運用をすることで現在まで大きなマイナスを出すことなく運用ができています。今は日本株式関連の商品が大きな利益を上げているようです。その利益に甘んじることなく、日本株式で得た利益分は他の商品にスイッチングして全体のアセットロケーションが均等になるようにしています。

 

儲かっているからこそ日本株式をもっと購入したいところです。そうは言いつつも、相場変動のリスクを考えると堅実に運用したほうが長期投資ではメリットがあるのではないでしょうか。地道ですがリスクを減らしつつ確実な収益を上げる方法はアセットロケーション以外にはなさそうです。

 

結論:アセットロケーションを意識して運用することで利益とリスクのバランスがとれる

 

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アセットロケーションを意識して確定拠出年金を運用する最大のメリットは、利益とリスクのバランスがとれることです。

 

この方法をしっかり守っていれば、投資初心者でも大きな損失を出すことはなさそうです。私はいくつもの投資の専門書を読み漁ってきました。ところが、投資で確実に勝てる方法が書いてある本はありません・・・。

つまり、投資に必勝法など存在しないようです。

 

初心者が投資で失敗せずに利益を出し続けるための唯一の確立された方法がアセットロケーションのようです。私は投資についてこれ以上勉強する時間もないと判断しています。確定拠出年金に関しては確実に資産を積み上げられる堅実な方法をとるつもりです。低空飛行で資産を増やしていきたいと考えています。

 

アセットロケーションは知識のない平凡なサラリーマンが安全に老後資産を運用していくための一番の方法ではないかと思っています。

 

次の記事では確定拠出年金を始めるのにおススメの金融機関を紹介していきます。 

 

 

 
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