睡眠時間の確保がより良い仕事に不可欠な理由
忙しい社会人はついつい睡眠時間が短くなりがちです。しかし、睡眠時間が短いと仕事のパフォーマンスが大きく低下してしまいます。仕事の能率が下がることは社会人としての信用を失うことにもつながってしまいます。この記事では、睡眠時間の確保がより良い仕事に不可欠な理由を紹介していきます。
睡眠不足は仕事の質を下げる
忙しい会社員はついつい睡眠時間の確保を軽視しがちです。
自宅でやることが溜まっていたり、仕事を家に持ち帰ったりしていると寝る時間がどんどん遅くなってしまうことがあります。睡眠時間が少なくなると、翌日の仕事のパフォーマンスは明らかに悪くなります。
十分な睡眠がとれていないと、朝から眠気がありいまいちパッとしません。午後になるともう眠くて眠くて仕事どころではない状態になってしまいます。
わたしは適切な睡眠時間について自分自身で検証を行いました。
7時間睡眠をとった日には、午後になっても眠くなることはありませんでした。1日中頭がクリアな状態で仕事にあたることができました。
6時間睡眠の日には、午前中と午後3時くらいまでは頭がクリアに働いていました。しかし、午後3時から5時までの間に急激な眠気が出現しました。その間の仕事には十分に集中できていませんでした。
そして5時間睡眠の日には、午前中から強い眠気がありました。特に午前10時から12時にかけて眠気が強くなりました。昼食後の午後は1時から5時まで強い眠気に襲われ仕事どころではない状態でした。
この検証から、わたしの場合は最低でも7時間は睡眠時間を取らないと翌日の仕事中に集中できない時間ができてしまうことが分かりました。必要な睡眠時間は人によって異なるでしょうが、だいたい7時間程度の睡眠は必要なのではないでしょうか。
睡眠不足で集中力が悪いと仕事に妥協が生まれる
睡眠不足の一番の問題点は、集中力の低下です。
強い眠気によって作業に集中することができなくなります。仕事に集中することができないと、自然と仕事に妥協が生まれます。
あまりの眠さによって仕事の質が下がってしまうのです。仕事の質が下がってしまっては、良い仕事はできません。
妥協した仕事ばかりしていると、仕事で手を抜くことが癖になってしまいます。一度身についた悪い習慣はなかなか改善することができません。
頭の回転が悪くなる
睡眠不足は脳の働きを弱めてしまいます。
結果的に仕事の効率は大きく下がります。また、急な判断を要する場面で間違った判断をしてしまうこともあります。
ボーっとした頭で仕事をしていると、ミスの連発も起こってしまいます。その結果小さなミスから取り返しのつかない失敗をしてしまうこともあります。
また、運転など安全性が求められる仕事では事故を起こしてしまうことにもつながります。リハビリの仕事では一時の気の緩みが患者さんの転倒や急変につながってしまうこともあります。
大きな失敗によって、大きな損失や生命の危機を起こさないためにも、十分な睡眠時間を確保しておくことが大切です。仕事をする上での守るべきルールでもあると言えます。
結論:最高の仕事をするためには睡眠も仕事のうちと意識する
社会人として最高の仕事をするためには睡眠時間の確保も重要な仕事の一つです。
万全な状態で仕事に臨むことで、十分なパフォーマンスを発揮することができます。睡眠不足の状態で仕事をすることで、集中力が切れミスを連発したりと自分自身の信用を下げてしまう結果にもつながりかねません。
長く仕事を続けていく上では、しっかりとした睡眠をとっておいた方が仕事も楽にこなせます。眠気と闘いながら日々仕事を続けるのはなかなかの苦痛になってしまいます。社会人として早いうちから睡眠時間をしっかりと確保する習慣を身につけておくことが、仕事での成功につながってくるのではないでしょうか。