小さな成功者

「手の届く範囲の小さな成功」を目指す30代男の人生逆転への奮闘記

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その日の仕事を振り返ることが成長に大切な理由

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毎日の仕事の振り返りをする習慣はありますでしょうか。

 

仕事の忙しさに忙殺されてなかなかできていない人も多いと思います。わたし自身もそうでした。しかし、その日の仕事を振り返り改善していくことは、長期的に見て大きな成長の差になります。この記事では、その日の仕事を振り返ることが成長する上で大切な理由を紹介していきます。

 

 

1日の改善点を翌日の仕事に生かしていくことが必要

 

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わたしは必ず、その日1日の仕事の改善点を振り返るようにしています。

 

1日を振り返ってみると上手くいかなかったことがたくさん思いつきます。効率の良い仕事の方法や上司・同僚とのコミュニケーションの仕方、患者さんへの接し方など改善の価値がありそうなことがたくさん出てきます。

 

毎日思いついた改善点は、メモ帳でもTwitterでもなんでもいいので必ずアウトプットするようにしています。これをすることで、ただ改善点を思いついただけでなく実際に翌日からの仕事に生かせるようになってきます。大切なことは、思いついた改善点を意識しながら翌日の仕事にあたることです。これをしないと、思いついただけで改善せずに翌日を終えることになってしまいます。

 

また、改善点の中には知らないことが原因になっていることも多数あります。特に専門的な仕事の場合は知識不足によって上手く問題をクリアできないことがよくあります。そこで、知らないことが原因の場合には、書籍やインターネットで調べて答えを導きだしておくようにします。改善点の振り返りをもとに調べた知識は、エピソード記憶として強く残ります。こうして現場の出来事と結び付けて得た知識は生きた知識として翌日からの仕事をさらに良くしてくれます

 

改善をしないと時間だけが過ぎることになる

 

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日々の振り返りが大切なことは分かっていても、なかなか振り返りを実践できていないのが現状ではないでしょうか。

 

毎日の仕事の忙しさや疲労によって忙殺されて、1日を振り返ることがおろそかになっていないでしょうか。

 

毎日の仕事を改善していかないと、常に同じ失敗を繰り返すようになります。毎日同じ問題点が発生し仕事に追われている状態になってしまいます。仕事量を自分自身でコントロールできないことは自己効力感を低下させ自信の喪失にもつながってきます。

 

この状態が長く続くことで仕事がうまくいっていない実感を感じ続けてしまいます。その結果、『仕事が向いてない』『自分には無理だ』といったマイナスの思考に陥りやすくなってしまいます。

 

改善の積み重ねが大きな差になる

 

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毎日の振り返りが大切な理由は、継続することで数年後に大きな差が生まれるからです。

 

振り返りを毎日しているかどうかで、同期入社の中でも1年後には大きな差が出てきます。その差を簡単に埋めることは容易ではありません。追いつこうと思っても相手には振り返りをしてきた習慣があるので同じだけ努力しても追い付くことはできません。

 

毎日の振り返りをコツコツとまじめに行ってきた人は必ず周りと大きな差ができていることを実感できます。その差が新たなモチベーションになり成長はさらに加速していきます。

 

つまり、はじめに毎日の振り返りをする習慣を作るかどうかで、数年後に大きな差ができてしまうのです。毎日の振り返りの習慣は必ず自分自身の成長につながり、仕事をする上での良い循環を作り出してくれます。

 

 

「1日に1事を記せば、1年中に360事を得ん。1夜に1事を怠らば、100歳の間36,000時を失はん。」(吉田松陰

 

【現代約】1日に何か1つを学べば、1年で360の知識を得ることができる。1夜で1時間さぼれば、100歳まで生きたとして36,000時間、じつに4年余りの時間を失うことになる

 

出典:吉田松陰 「人を動かす天才」の言葉 三笠書房

 

 

 

吉田松陰の言葉にもあるように、毎日の努力を怠ることは大きな損失になってしまいます。毎日わずかな時間でも振り返りをして改善していくことが重要です。

 

結論:仕事以外の時間でも仕事の改善を考えている者は成長が得られる

 

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その日の仕事の振り返りを行うということは、仕事以外の時間にも仕事のことを考えるということです。

 

仕事とプライベートをきっちりと分けている人も多いと思いますが、自分自身の成長のためにはプライベートでも仕事のことを考える必要があります。

 

しかし、常に仕事のことを考えている必要はありません。改善点を思いついたら、その改善点を翌日に意識できるようにメモなどアウトプットしておけばいいのです。必ずしも改善点を翌日に直さなければならないわけではありません。

 

大切なことは、自分自身の仕事を常に客観的に分析して改善する習慣をつくっていくことなのです。