小さな成功者

「手の届く範囲の小さな成功」を目指す30代男の人生逆転への奮闘記

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【リハビリ実習対策】本番で緊張しないROM・MMTの練習方法

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あなたは、実習前にROM(関節可動域)・MMT(Manual muscle testing)測定の練習をするときに、本番で使う評価用紙を使っていますか?

 

「評価用紙は本番だけ使えばいい」と考えていると思わぬ失敗をしてしまうこともあります。

 

本番では、練習のときには想像もつかないくらい緊張します。

 

また、本番は患者さん相手に評価を行うので思い通りにいかないことがほとんどです。

 

この記事では評価用紙を使いながらROM・MMT測定の練習を行う必要性についてお話していきます。

 

評価を行う手順に慣れておく

 

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実習中には、練習のときは問題なくできていても緊張して上手くできなくなることがたくさんあります。

 

そして、練習でできないことは、本番では決してできません。

 

だからこそ、本番で評価用紙を使うのなら、練習でも評価用紙を使いながらROM・MMT測定をすることに慣れておくことが大切なのです。

 

私も実習中にケースの患者さんのROM・MMT測定をするときには極度の緊張に陥っていました。

 

それこそ、冷や汗がでて、手が震えるほどです。

 

ですが、練習のときに評価用紙を使いながらみっちり練習していたおかげで、手順を体で覚えておくことができ、なんとか測定をこなすことができました。

 

本番の測定のときに考えながら行っていると余計に焦ってしまうものです。

 

測定しながら記録する手順を練習し、体で覚えておくことで、本番でもスムーズに評価を行うことができます。

 

リハビリのPOINT

評価と記録の流れを体に叩き込んでおくことで本番も安心

慣れているつもりでも本番は緊張して失敗することがよくある


評価用紙を使いなれておく

 

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ROM・MMT測定と記録の手順に慣れておくのと同様に、評価用紙に慣れておくことが大切です。

 

なぜなら、本番では緊張してしまうため、記入する場所を間違えてしまう、焦って測定漏れしてしまうこともあるからです。

 

そのため、練習のうちに評価用紙を使っておくと、本番での間違いを最小限にすることができます。

 

何度も練習していると、どこを間違いやすいのか、どこを見落としやすいのかといったクセが分かってきます。

 

このクセが分かっていると、本番でも十分に注意することができます。

 

練習する上での注意点は、本番で使う評価用紙を決めておいて、その用紙に慣れておくことです。

 

なぜかと言うと、評価用紙が違うと間違え方も変わるので、練習と本番で使う評価用紙を統一するようにしましょう。

 

リハビリのPOINT

評価用紙を徹底的に使いこんでおくことで本番でのミスを減らせる

評価用紙を使いなれておくと測定時間の短縮にもつながる

 

記録しながら測定するのにどれくらい時間がかかるか知っておく

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実習では評価計画に基づいて評価を進めていきます。

 

この評価計画を立てる上で、自分が検査にどれくらい時間がかかるかを把握しておくことが重要です。

 

これが分かっていないと、計画通りに進まなくなります。

測定のみの場合と記録と測定を同時に行う場合では所要時間が全く違います。

 

測定のみを連続して行う分にはテンポよく進めることができますが、記録と測定を同時に行うと一回毎に手を止めて記録しなければならないので余分な時間がかかります

 

だからこそ、本番を想定して練習することで、評価に要する時間を知ることが大切なのです。

 

リハビリのPOINT

評価にかかる時間を把握することで計画的に実習を進めることができる

練習では本番を想定した通し練習が大切

 

結論:評価用紙を使用しながらROM・MMT測定をすることに慣れておくことがポイント

 

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評価用紙を使いながらROM・MMT測定の練習を行うことは、以下の3つの理由から重要です。

 

  1. 測定と記録を同時に行う手順になれておく
  2. 評価用紙を使いなれておく
  3. 測定と記録を同時に行うときの所要時間を知っておく

 

ROM・MMT測定に限らず、評価の練習のときには記録をつけながら行うことがポイントです。

 

評価がスムーズに行えると、実習中の余裕にもつながります。

 

実習に落ち着いて臨めるように、不安要素はひとつでも取り除くように準備していくことが大切です。

 

実際に現場で働いている理学療法士作業療法士でも全身のROMやMMTを測定するには大変時間がかかります。

 

プロがやっても時間がかかるのですから実習生がやればなおのこと時間はかかります。大切なことは焦らずに確実な測定ができるように心に余裕を持っておくことです。