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らくらく確定拠出年金(iDeCo)の管理!3ヵ月に一度のスイッチングで安全なアセットロケーションをキープすることが大切な理由

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以前会社員をしていたころに企業型の確定拠出年金を始めました。その後転職し、現在は作業療法士として医療機関に勤めています。今は個人型の確定拠出年金として運用をしている状況です。投資に関しては初心者ですが、確定拠出年金を運用した中で試行錯誤して得られた知識を紹介していきます。

 

確定拠出年金の運用を行っていると最初に決めたアセットロケーションからだんだんとずれが生じてきます。しかし、ついつい好調な運用ができている商品は資産配分を増やして、さらに儲けたいという欲が出てきてしまうのではないでしょうか。

 

しかし、長期での安全な投資を行っていくからには、最初に決めたアセットロケーションを維持していくことが大切なのです。それでは、どのように確定拠出年金を管理していくことがいいのでしょうか。この記事では、3カ月に一度のスイッチングで安全なアセットロケーションをキープすることが大切な理由を紹介していきます。

 

 

確定拠出年金の日々の管理は3カ月に一度アセットロケーションに基づいた比率にスイッチングするだけ

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確定拠出年金の適切なアセットロケーション(資産配分比率)を決めたら、あとは数カ月ほど放っておきます。放っておく期間はおおよそ3カ月くらいがいいでしょう。

 

確定拠出年金は長期で結果を出していく資産運用なので、頻繁にチェックする必要はありません。私は3カ月に一度すべての資産を計算し直すようにしています。このタイミングで確定拠出年金の資産の動きもチェック。これが大切です。

 

確定拠出年金の3カ月に1度のメンテナンスとして、アセットロケーションの比率をもとに戻すようにしています。好調に運用できている商品は大きな利益を出しているので評価額が大きくなるでしょう。ちょっともったいない気がしますが、増えた分の利益は増えていない商品にスイッチングします。全体のバランスが最初に設定したアセットロケーションと同じになるように調節するのです。

 

この『儲かっている商品』を再配分することが長期で利益を出していくためにはとても重要なことなのです。

 

放っておくといつのまにか損をしていることも・・・

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確定拠出年金で利益が大きく出ているからとしばらく放っておくと、いつの間にか評価額が暴落していることがあります。株価や為替の変動により金融資産の評価額は大きく変動するのです。

 

3か月に1度の見直しを行わないと、いつのまにか一部の金融資産の割合が大きくなっていることがあります。そのまま経済が変動すると大きな損失を出してしまうことになってしまうのです。

 

最初に決めたアセットロケーションを維持していくことが安全な運用に不可欠

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確定拠出年金をリスク分散しながら運用していくためには、最初に決めたアセットロケーションを維持することが重要です。

 

短期的には「儲かっている商品をもっと増やしたい」という気持ちになりますが、グッとこらえてアセットロケーションの比率を再配分することが大切です。今は儲かっていてもそれが長期にわたって続くかどうかは誰にもわかりません。

 

確定拠出年金は税制上優遇されています。資産を大きく増やしたいという気持ちになりますが、あくまで長期投資であることを忘れないようにしましょう。

 

結論:確定拠出年金は長期投資と考えて安全な運用と定期的な管理をしていくことが大切

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確定拠出年金の管理は3カ月に1度のスイッチングでアセットロケーションを維持することだけで十分だと考えています。あまり頻繁にチェックせずに3カ月くらい寝かせておいたほうがチェックするときの楽しみもあるでしょう。

 

確定拠出年金は初心者には一見難しそうに感じると思います。しかし、実際にやってみると基本さえ押さえてしまえば難しいことはありません。そればかりか、税制上の大きなメリットがあるので、やればやるほどお得になります。

 

次の記事ではアセットロケーション(資産配分比率)について紹介していきます。

 

 

 
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確定拠出年金(iDeco)の基本!確定拠出年金の定期預金商品を選ぶべきでない理由

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以前は会社員として勤めていましたが、現在は作業療法士として医療機関で働いています。以前勤めていた会社で運用していた確定拠出年金はしばらくほったらかしになっていました。その確定拠出年金を今は個人型確定拠出年金iDeCoとして運用を再開しています。いまだに投資に関しては全くの初心者です。

 

確定拠出年金は税制の面で非常に優遇されています。確定拠出年金をするのであれば、最大限に運用していくことが大切です。確定拠出年金には定期預金の商品も用意されています。しかし、本当に定期預金を確定拠出年金で行う必要があるのでしょうか。この記事では、確定拠出年金で定期預金商品を選ぶべきでない理由をお話していきます。

 

初心者はついつい確定拠出年金の定期預金を選びがち

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確定拠出年金を始めたばかりの初心者は、ついつい元本保証の定期預金商品に資産配分を大きくとりがちです。私自身も確定拠出年金を始めたばかりのころには、元本保証の定期預金商品に40%以上の資産を配分していました。

 

しかし、何年運用したとしても元本保証の定期預金商品は全く運用益が生まれません。確定拠出年金長期での運用を行っていくことでその効果を発揮することができます。

 

とかく初心者の場合は分配の仕方がなかなかつかめないので、定期預金を選びがちだと思います。損失を出してしまうリスクを考えてしまうとなかなかリスクの高い商品に資産を配分することができないという心理が働くからでしょう。

 

確定拠出年金に限らず投資は適切なアセットロケーション(資産配分比率)を守ることでリスクを分散して安全に運用することができます。リスクを過剰に恐れるのではなく、十分に対策を立てたうえで積極的な運用をしていくことが大切です。

 

確定拠出年金で定期預金をしてもメリットは全くなし

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確定拠出年金で定期預金をしても利息はまったくつきません。確定拠出年金は運用手数料がかかるので、すべての資産を定期預金に回してしまうと手数料の分だけ損をすることになってしまいます。

 

確定拠出年金を運用するからには、最低限手数料の分は利益を出さないとマイナスになってしまいます。確定拠出年金で定期預金を運用するくらいであれば、掛け金を拠出せずに銀行の定期預金を作ったほうがマシです。

 

確定拠出年金原則として60歳まで引き出すことができません。そのため、確定拠出年金の定期預金は20~30年の定期預金を無利子で行っているようなものです。もしものときに引き出すことができないと考えると確定拠出年金の定期預金商品にメリットはありません。

 

私の場合は、元本保証の定期預金商品は配分をいったん見直すときなどに一時的に資金をプールさせるときに使うくらいです。掛け金の配分として定期預金の比率は0%になるように設定しています。

 

確定拠出年金は全額投資に回すのがベストな選択

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確定拠出年金の最大のメリットは運用益が非課税になることです。どんなに利益を出したとしても確定拠出年金で運用した分からは税金が引かれることがありません。一般的な投資を行うと利益には20%の税金がかかってしまいます。確定拠出年金はその分の利益もプラスして運用に回していくことが可能なのです。

 

確定拠出年金を最大限に活用するためには、掛金の全額を投資商品に回すことが大切です。確定拠出年金の掛金はすべて投資用の資産と考えて生活費と分けておくとよいでしょう。いざというときに下ろす必要がある資産は、銀行での定期預金として預けておくと間違いありません。

 

私の確定拠出年金はフル稼働で投資に回しています。現状、リスクをしっかりと分散しつつ確実な収益を出せている状況です。銀行預金よりもはるかに高い利率で資産を増やすことができています

 

結論:定期預金は銀行口座で行い、確定拠出年金では運用にすべての資産を向ける

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確定拠出年金運用益が非課税というメリットの他に、掛金が全額控除対象になるというメリットもあります。税制の面で非常に優遇された制度なので利用するのであれば、100%投資をするつもりで資産を配分することが大切です。

 

定期預金は銀行で行ったほうが引き出すことができる点で有利です。確定拠出年金で元本保証の定期預金をしてもメリットはありません。

 

次の記事では、初心者におススメの資金の分配方法について紹介していきます。

 

 

 

確定拠出年金(iDeco)で初心者でも安全に年金資産運用!アセットロケーションに基づいてインデックスファンド中心に分配することのメリット

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以前会社員として働いていたころには、企業型の確定拠出年金がありました。その後、転職し現在は作業療法士として医療機関で働いています。現在は個人型の確定拠出年金iDeCoを運用しているところです。まだまだ投資初心者の域を出ることは難しいでしょう。

 

私の確定拠出年金は今のところ順調に利益を上げています。多少の変動はありますが年利3.6%程度で持続的に運用ができているようです。私の運用の目標はマイナスを出さないことなので、なんとか目標は達成しています。利率はまだまだ低いですが堅調に資産を増やしているところです。

 

私が確定拠出年金の資産配分をする際に気をつけていることは、アセットロケーションに基づいた比率を維持することです。そして、運用する商品は比較的安全なインデックスファンドを選ぶようしています。

 

この記事では、アセットロケーションに基づいてインデックスファンド中心に確定拠出年金の資産を配分するメリットについてお話していきます。ちなみに、確定拠出年金の運用会社としては楽天証券を利用しているところです。

 

『アセットロケーション』って何なの?

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アセットロケーションとは、資産の配分比率のことです。

資産運用の結果に関わる要因には3つあります。

  1. 銘柄選択
  2. 投資のタイミング
  3. アセットロケーション(資産配分比率)

どうしても投資初心者は1.銘柄選択や2.投資のタイミングばかりをきにしがちです。ところが、投資のプロにとっては銘柄選択やタイミングよりアセットロケーションが重要ということが常識になっています。

 

今後値段の高くなる銘柄や値段が上がる時期は、プロにとっても予測が難しいことです。投資初心者が簡単に導き出せることではありません。銘柄選択や投資のタイミングは不確定要素が大きすぎて予想がつかないのです。その不確定要素による損失リスクを分散させるために大切なことがアセットロケーションだと断言できます。つまり、『大儲けする投資』ではなく『地道に結果を出す投資』を目指していくことが大切な考え方になるのです。

 

堅実なアセットロケーションとはどれくらいの比率なのでしょうか。私の場合は、国内株式、海外株式、国内債券、海外債権の比率がそれぞれ均等になるよう配分しています。さらに、海外株式、海外債権にはそれぞれ先進国と新興国がありますよね。リスク分散の観点から先進国と新興国の割合も同じになるように配分しています。

 

確定拠出年金は『積立』の要素が大きいんですよね。そのため、運用しているだけで自然に時間の分散によるリスク分散もできています。いつのまにか投資額が大きく増えているというメリットだけでなく、ドルコスト平均法の効果も得られるのです。ドルコスト平均法とは定期的に定額を積み立てることで平均購入額を下げる方法になります。

 

さらに、確定拠出年金資産額の変動を3カ月に一度くらいチェックするようにしていきましょう。運用がすすむと理想のアセットロケーションから総資産がずれてくるはずです。資産が増えた分を資産が増えていない部分にスイッチングしていきます。このように、安全なアセットロケーションを維持するように地道な運用をしていくとよいでしょう。これによって、アセットロケーションを維持することでリスクを分散しながら収益を上げることができます。

 

アセットロケーションに基づいてインデックスファンド中心に分配してみた(楽天証券

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私は確定拠出年金楽天証券を利用して運用しています。

楽天証券確定拠出年金向けの商品の配分比率は以下のとおりです。

 

  1. 三井住友・DC日本株式インデックス(日本株式-Topix):10%
  2. たわらノーロード 日経インデックス(日本株式-日経平均):10%
  3. たわらノーロード 国内債券(日本債権):20%
  4. たわらノーロード 先進国株式(先進国株式):10%
  5. インデックスファンド海外新興国新興国株式):10%
  6. たわらノーロード 先進国債権(先進国債権):5%
  7. たわらノーロード 先進国債権(先進国債権 為替ヘッジなし):5%
  8. インデックスファンド海外新興国新興国債権):10%
  9. 三井住友・DCリートインデックス(日本REIT):10%
  10. 三井住友・DC外国リートインデックス(海外REIT):10%

 

全体的なバランスを大事にしながら運用を行っています。国内・海外のREITに関しては値動きが読みにくいので投資をしながら様子を見ている状態です。

 

年利3%以上で順調に成長し続けている年金資産(2018年現在)

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2018年現在、私の確定拠出年金年利3.6%で順調に成長を続けています。運用金額が719,510円に対して、総資産額は746,970円。運用益は27,460円出ています。

 

この運用益の部分は純粋な投資の利益です。額は少ないですが不労所得として稼げたことに違いありません。銀行の定期預金として預けていたのでは利息はほとんどつくことはないでしょう。それに対して、確定拠出年金としてアセットロケーションに基づいて運用したことで資産を増やすことができています

 

今後はリバランスを繰り返しながら、アセットロケーションに基づいて堅実な運用を60歳まで続けていこうと思っています。

 

結論:初心者は難しいことを考えずにまずアセットロケーションを意識してインデックスファンドを中心に分配することがポイント

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投資初心者にとって確定拠出年金の資産配分はハードルが高いことに思われるでしょう。しかし、初心者であってもアセットロケーションの基本原則を守れば安全に運用を行うことができます

 

確定拠出年金には原則60歳まで引き出すことができないというデメリットがあります。その反面、運用益には非課税であったり掛け金が全額控除対象となるメリットがあるのです。賢く使っていくことで、将来の資産を形成する大きな味方になると思います。

 

次の記事では、確定拠出年金のメリットとデメリットについて紹介していきます。