【リハビリ実習対策】本番で緊張しないROM・MMTの練習方法
あなたは、実習前にROM(関節可動域)・MMT(Manual muscle testing)測定の練習をするときに、本番で使う評価用紙を使っていますか?
「評価用紙は本番だけ使えばいい」と考えていると思わぬ失敗をしてしまうこともあります。
本番では、練習のときには想像もつかないくらい緊張します。
また、本番は患者さん相手に評価を行うので思い通りにいかないことがほとんどです。
この記事では評価用紙を使いながらROM・MMT測定の練習を行う必要性についてお話していきます。
評価を行う手順に慣れておく
実習中には、練習のときは問題なくできていても緊張して上手くできなくなることがたくさんあります。
そして、練習でできないことは、本番では決してできません。
だからこそ、本番で評価用紙を使うのなら、練習でも評価用紙を使いながらROM・MMT測定をすることに慣れておくことが大切なのです。
私も実習中にケースの患者さんのROM・MMT測定をするときには極度の緊張に陥っていました。
それこそ、冷や汗がでて、手が震えるほどです。
ですが、練習のときに評価用紙を使いながらみっちり練習していたおかげで、手順を体で覚えておくことができ、なんとか測定をこなすことができました。
本番の測定のときに考えながら行っていると余計に焦ってしまうものです。
測定しながら記録する手順を練習し、体で覚えておくことで、本番でもスムーズに評価を行うことができます。
評価と記録の流れを体に叩き込んでおくことで本番も安心
慣れているつもりでも本番は緊張して失敗することがよくある
評価用紙を使いなれておく
ROM・MMT測定と記録の手順に慣れておくのと同様に、評価用紙に慣れておくことが大切です。
なぜなら、本番では緊張してしまうため、記入する場所を間違えてしまう、焦って測定漏れしてしまうこともあるからです。
そのため、練習のうちに評価用紙を使っておくと、本番での間違いを最小限にすることができます。
何度も練習していると、どこを間違いやすいのか、どこを見落としやすいのかといったクセが分かってきます。
このクセが分かっていると、本番でも十分に注意することができます。
練習する上での注意点は、本番で使う評価用紙を決めておいて、その用紙に慣れておくことです。
なぜかと言うと、評価用紙が違うと間違え方も変わるので、練習と本番で使う評価用紙を統一するようにしましょう。
評価用紙を徹底的に使いこんでおくことで本番でのミスを減らせる
評価用紙を使いなれておくと測定時間の短縮にもつながる
記録しながら測定するのにどれくらい時間がかかるか知っておく
実習では評価計画に基づいて評価を進めていきます。
この評価計画を立てる上で、自分が検査にどれくらい時間がかかるかを把握しておくことが重要です。
これが分かっていないと、計画通りに進まなくなります。
測定のみの場合と記録と測定を同時に行う場合では所要時間が全く違います。
測定のみを連続して行う分にはテンポよく進めることができますが、記録と測定を同時に行うと一回毎に手を止めて記録しなければならないので余分な時間がかかります。
だからこそ、本番を想定して練習することで、評価に要する時間を知ることが大切なのです。
評価にかかる時間を把握することで計画的に実習を進めることができる
練習では本番を想定した通し練習が大切
結論:評価用紙を使用しながらROM・MMT測定をすることに慣れておくことがポイント
評価用紙を使いながらROM・MMT測定の練習を行うことは、以下の3つの理由から重要です。
- 測定と記録を同時に行う手順になれておく
- 評価用紙を使いなれておく
- 測定と記録を同時に行うときの所要時間を知っておく
ROM・MMT測定に限らず、評価の練習のときには記録をつけながら行うことがポイントです。
評価がスムーズに行えると、実習中の余裕にもつながります。
実習に落ち着いて臨めるように、不安要素はひとつでも取り除くように準備していくことが大切です。
実際に現場で働いている理学療法士・作業療法士でも全身のROMやMMTを測定するには大変時間がかかります。
プロがやっても時間がかかるのですから実習生がやればなおのこと時間はかかります。大切なことは焦らずに確実な測定ができるように心に余裕を持っておくことです。
【新社会人】知らないとまずい!? お金の知識を身につけることが大切
お金に関する知識はなぜ大切なのでしょうか?
私も20代前半のころにはその大切さが理解できていませんでした。
毎月の給与があっても、すぐに使い切る生活を続けていました。
それこそ、自分の興味の赴くままに好き放題お金を浪費して暮らしていました。
それから、作業療法士への転職を目指して学校に入り直し、貧乏生活がスタートしました。
買いたい物も買えず、生活費を少しでも安く済ませようと頭を使うことで、お金の価値がやっと理解できたのです。
また、お金の知識について調べていくうちに、これからの日本で生きるためにはお金の知識がないと大変なことになると気付いたのです。
この記事ではお金の知識がなぜ大切なのかをお話していきます。
50年後の日本はどうなっているのか
あなたは50年後の日本がどうなっているのか考えたことはありますか?
50年後のことを予想しても、実際どうなるのかは誰にもわかりません。
そこで、国の出している人口構造のデータをもとに考えてみました。
総人口
出典:
第1章 第1節 1 (2)将来推計人口でみる50年後の日本|平成24年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府
国内の総人口は2012年の12,752万人をピークにして2060年には8,700万人まで減少することが予測されています。
2012年の総人口と比較すると、2060年の人口は約68%になってしまいます。
総人口に占める高齢者の割合
出典:
第1章 第1節 1 (2)将来推計人口でみる50年後の日本|平成24年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府
2060年には、総人口に占める65歳以上の人口の割合が4割を超えてきます。
75歳以上の人口は総人口8,700万人のうち2,300万人となると試算されています。
これは総人口の実に約26%にも及びます。
このように数字で50年後の日本を見ると、恐ろしい世の中になることがよく分かります。
この数字から以下のようなことが考えられると思います。
公的年金・厚生年金の財源減少
現在の日本では、公的年金・厚生年金が老後の生活を支える大切な資金となっています。
しかし、生産年齢人口の減少と相対的な高齢化率の上昇によって、年金の財源が不足することは明らかです。
現在30歳代前後の人たちが将来もらえる年金額が大幅に減額されてしまう可能性も高いのではないかと考えられます。
老後資金として年金を頼ることができなくなる可能性
税負担の増加
社会保障費を賄うためには、消費税をはじめとした税率を増やす必要があります。
税負担が増加することにより、現在よりも生活にかかる費用が増えることが考えられます。
また、収入に対する税率も増加することで、手取り収入が減少し、さらに家計が圧迫されることが推測されます。
家計における税負担の増加で家計のやりくりが大変に!
これらのことから言えることは、50年後の将来を見越して自分の老後資金は自分で作っていかなければならないということです。
現在よりもさらに厳しい未来が待っていそうに感じられます。
お金のことは誰も教えてくれない
わたしは、学校でお金のことを学んだ記憶がありません。
お金の知識は人が社会で生きていくために大切なことにも関わらず、学校では教えてくれません。
さらに、国内ではお金儲けや資産形成などお金のことを『汚いもの』といったネガティブなイメージがあります。
しかし、日本はまぎれもなく資本主義の国です。
「お金儲けは悪いこと」などと、のんびりとしたことを言っていてはいけないのです。
自分の資産は自分でしっかりと守っていかなければならないのです。
あなたの周りの人が、そんなのんびりとしたことを言っていたとしても、あなたは無視することが賢明です。
なぜなら、本当に困ったときに他人は決して助けてはくれないからです。
自分の資産は自分で作っていかないと生き残れない!
自分の老後資金は自分で作っていかなければいけない
世の中には知っている人だけが得をするお金の情報があふれています。
最近ではインターネットの普及によって誰でも簡単に情報が得られるようになっています。
しかし、お得な情報を親切に教えてくれる人は、たぶんいないのではないでしょうか?なぜかというと、みんな自分の生活のことで精一杯だからです。
他人の面倒を見る余裕がある人はごく一部なのではないでしょうか。
だからこそ、お金に関してしっかりとアンテナを張っておくことが大切なのです。
お金に関する知識を身に付け、少しでも得する方法を常に探究する心構えを持っておくことが重要なのです。
お金に関する情報を積極的に集めることが大切!
結論:お金の知識を能動的に身につけなければ生き残れない
50年後には国内の人口構成が大きく変わります。
総人口の減少、高齢化率の上昇によりわたしたちの老後資金を取り巻く環境も大きく変化していきます。
公的年金・厚生年金の財源減少、税負担の増加によってより一層厳しい状況になっていくと考えられます。
自分の老後資金を作っていくためには、自分自身でしっかりとお金の知識を身につけなければなりません。
お金の知識を身に着けていくためには、能動的に情報収集していく心構えが大切になります。
【フィジカルアセスメント】体温測定の目的とリハビリへの活かし方
体温はバイタルサインのひとつです。
体温は患者さんのフィジカルアセスメントをする上で重要な情報になります。
リハビリの場面でも体温の情報は患者さんの状態を適切に把握し効果的なリハビリメニューを考える上で大切です。
この記事では体温測定の目的とリハビリへの活かし方について考えていきます。
核心温と外殻温
体温は全身で一定に保たれているわけではありません。体温は核心温と外殻温に分けられます。
核心温
核心温とは身体内部の臓器がある部分の体温のことを指します。
体内の深部には重要な臓器があります。体内の臓器には最適な酵素活性の温度があります。体内の臓器が働くためには適切な温度を保つ必要があります。
そのため、核心温を常に一定に保つようにホメオスタシスが働いています。
核心温を最適に保つためにホメオスタシスが働く
外殻温
外殻温とは身体の外側の体温のことを指します。
外殻温は周囲の環境の影響を受けます。周囲の環境温によって外殻温に温度変化が見られます。
外殻温は周囲の環境温によって変化する
外殻温と核心温との差が重要
外殻温が低い場合、熱産生が低下している可能性
熱を産生する臓器
体温は熱を産生する臓器によって生じます。体温の変動には熱を産生する臓器の働きが関与しています。
1日の熱産生量(kcal)
骨格筋:1,570(59%)
呼吸筋:240(9%)
肝臓 :600(22%)
心臓 :110(4%)
腎臓 :120(4%)
その他:60(2%)
出典:基礎運動学(医歯薬出版株式会社)
この表から熱産生を行う臓器としては骨格筋と肝臓が重要であることがわかります。
骨格筋
骨格筋は収縮を行うためにATPを大量に消費します。消費したATPのうち筋収縮として仕事を行うエネルギーは約25%です。残りの75%以上が熱になります。
骨格筋が生み出す熱は運動強度が高いほど大きくなります。そのため、運動時には安静時の10~12倍の熱産生が起こります。運動をすると体が温まって汗をかくのは骨格筋による大量の熱産生によって生じています。
体温が低下したときに生じるふるえ(シバリング)は骨格筋の熱産生を利用した体温調節の反応です。
骨格筋の主動筋と拮抗筋を持続的に収縮させることでATPを消費した熱産生と摩擦熱を発生させます。ふるえでは骨格筋の仕事を伴わないのため熱産生の効率は限りなく100%に近くなります。
骨格筋が収縮することで大量の熱産生がおこる
体温維持のためのふるえではATP(エネルギー)が消耗される
肝臓
肝臓では物質代謝の過程で熱産生がおこります。肝臓には腸管由来の門脈が流入しさまざまな栄養素の分解・合成・貯蔵を行っています。この栄養素の分解・合成・貯蔵などの化学反応の過程でエネルギー(熱)が作られます。
体温低下時には代謝率を変化させて熱産生を促します。副腎髄質から分泌されるアドレナリン・ノルアドレナリンの分泌量を変化させることで、肝臓での代謝率が変化します。アドレナリン・ノルアドレナリンの分泌をつかさどる副腎髄質の機能が亢進してしまう疾患を褐色細胞腫といいます。褐色細胞腫では代謝が亢進し熱産生の病的な増加がみられます。
熱放散の方法
熱放散の方法には放射、伝導、対流、蒸発の4種類があります。
放射
放射とは体内の熱を赤外線として体表面から放出することです。皮膚を通して血液から熱が放出されます。放射は環境温の影響を受ける受動的熱放散に含まれます。
放射は皮膚温が環境温より高いときにのみ熱の放散がおこります。大気温が24℃のときには熱量の67%が放射によって放出されます。それに対して、大気温が35℃のときには熱量の4%しか放射はおこらないと言われています。
放射による熱放散の調節として末梢血管の調節があります。放射を増やしたいときには末梢血管の拡張がおこります。末梢血管の血流量が増えるため、皮膚の発赤や四肢末梢部の温感が生じます。反対に放射を減らしたいときには末梢血管の収縮がおこります。末梢血管の血流量が減るため、皮膚蒼白や四肢末梢部の冷感が生じます。
放射は熱放散の大部分を占める(環境温が低いとき)
四肢末梢の温感・冷感をアセスメントすると体内の熱量調節が推測できる
伝導
伝導とは皮膚が直接触れているものに熱が伝わることを指します。触れている物質の種類によって熱伝導率が変化します。人体の場合には、水中にいるときなどを除くと多くの場合無視できる熱放散量です。
対流
対流とは伝導により温められた空気が上昇し、周囲の冷たい空気が流入することで熱伝導が促進されます。
対流は環境温度の影響を受けます。大気温が24℃のときには熱量の10%が対流として熱放散されます。それに対して、大気温が35℃のときには熱量の6%が対流として熱放散されます。
蒸発
蒸発とは発汗と皮膚・呼気からの水分の蒸泄により熱放散することです。
発汗による水の蒸発によって、約580kcal/gの熱量が放出されます。汗が皮膚上に液体として出現する前に蒸発する場合を不感蒸散といいます。
汗は汗腺から分泌されます。汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺が知られています。アポクリン腺は腋窩や外陰部、肛門周囲に分布しています。エクリン腺は全身の皮膚に分布しています。運動による発汗の大部分はエクリン腺によって分泌されます。汗腺は全身の中でも特に、腋窩、手掌部、足底部、前額部に多く存在します。
蒸発は外気温の影響を受けます。大気温が24℃のときには熱放散の23%が蒸発によって生じます。それに対して、大気温が35℃のときには熱放散の90%以上が蒸発によって起こります。
蒸発による熱放散の調節として発汗量の調節が行われます。体温が高く熱放散を促すときには発汗量が増大します。反対に体温が低く熱放散を抑制するときには発汗量が減少します。
体温調節のメカニズム
体温は皮膚、腹腔、脳幹、脊髄などにある体温の変化を検出する受容器によって調節されます。体温をセットポイントと言われる一定の温度に保つようにホメオスタシスが働きます。
体温調節中枢
体温調節は視床下部にある温熱中枢と寒冷中枢によって制御されています。
温熱中枢は前視床下部に存在します。前視床下部には熱を感知するニューロンがあります。前視床下部が熱刺激によって興奮すると熱放散が生じます。
寒冷中枢は後視床下部に存在します。後視床下部は末梢の冷覚受容器からの刺激を受けます。刺激を受けた後視床下部は熱産生を促します。
体温上昇時の反応
体温上昇時には熱産生を抑制する反応と熱放散を促進する反応が出現します。
熱産生を抑制するため肝臓での代謝率が低下します。さらに、筋肉のふるえ(シバリング)が抑制されます。
一方で熱放散を促進するため皮膚血流量が上昇します。さらに、発汗量が増大します。
発熱時には皮膚の色調、皮膚温、発汗量のアセスメントが重要
体温低下時の反応
体温低下時には熱産生を促進する反応と熱放散を抑制する反応が出現します。
熱産生を促進するため肝臓での代謝率が上昇します。さらに、筋肉のふるえ(シバリング)が促進されます。
一方で熱放散を抑制するため皮膚血流量が減少します。さらに、発汗量が減少します。
体温低下時には皮膚蒼白、皮膚温低下、シバリングのアセスメントが重要
生理的変動
体温は生理的要因で変動がおこります。
体温上昇要因
時間帯(活動時)
時間帯は15時から20時ごろに体温が上昇します。人間には24時間単位の体温のリズムである概日リズムがあります。活動時には体温が上昇します。
運動時
運動時には骨格筋の収縮により安静時の10~12倍の熱産生がおこります。
食事
食物が腸管で吸収され肝臓での代謝が活発になります。肝臓での代謝に伴い熱産生がおこり体温が上昇します。
精神的興奮時
精神的興奮によってアドレナリンが分泌されます。アドレナリンの作用により末梢血管が収縮し熱放散が減少します。また、骨格筋への血流が増加します。精神的興奮状態では筋緊張も亢進しますので骨格筋の収縮もおこり熱産生が促されます。
女性
女性ホルモンの影響で体温の上昇がおこります。
小児
皮膚が未発達であり体温調節機能が低いため体温上昇がおこりやすい。
体温低下要因
低栄養
低栄養状態では肝臓での栄養素の代謝が減少します。肝臓での化学反応が減ることで熱産生が減少し体温低下を生じます。
高齢者
基礎代謝量の減少、皮膚血流の調節機能低下により低体温となることが多くみられます。
体温の生理的変動を理解した上で測定値の考察をすることが大切
体温異常の要因
体温の異常には高体温と低体温があります。高体温は発熱とうつ熱という状態に分けられます。
発熱
発熱の要因には発熱を引き起こすサイトカインと体温調節中枢の視床下部の物理的障害があります。
発熱サイトカイン
発熱を引き起こすサイトカインは体温調節中枢である視床下部に作用します。サイトカインが視床下部に作用することで体温の基準値(セットポイント)が上昇します。発熱を起こすサイトカインは感染症や膠原病、悪性腫瘍などが原因となって上昇します。
視床下部の物理的障害
体温調節中枢の視床下部が脳実質の損傷により障害されることで体温調節機能が低下します。体温調節機能が低下することで発熱がおこります。視床下部が障害される原因には脳出血や脳腫瘍による圧迫があります。
うつ熱
うつ熱は高温環境や運動によって熱産生が高まり、熱が蓄積されることで生じます。代表的な疾患に熱中症があります。発熱が続くことでうつ熱の状態になることもあります。
低体温
環境温度の低下、アルコール過剰摂取などによって低体温が生じます。また、低栄養による肝臓での代謝量の低下、甲状腺ホルモンの減少により熱産生が低下することでも低体温を生じます。
体温異常を引き起こす要因の推測が大切
普段の体温との比較をして変化を見逃さないことがポイント
結論:体温測定で重要な情報を得ることができる
体温測定をすることで、体内の熱産生の状態や感染症の有無、体温調節機能の異常の有無などをアセスメントすることができます。
特に訪問リハビリの領域では異常を早期に発見するためにも重要な情報になります。体温異常がおこるメカニズムを理解した上で体温測定の結果をもとに考察することがリハビリ職に大切な能力になります。